安全性の追求! 電動キックボードシェア業界に「mile株式会社」参戦

■電動キックボードシャアリング事業に「mile株式会社」参入

電動キックボードの事故問題

様々なシェアリングサービスが登場し、手軽な移動手段として利用が広がっている電動キックボード。しかし利用者が増えることで課題も出てきています。その一つが電動キックボードによる事故。2021年の東京都内で発生した事故件数は68件で、交通違反取り扱い件数は207件でした。その中にはライダーのマナー違反によって発生したものもあり、利用者への交通ルールの浸透やマナー向上は電動キックボード業界が抱える大きな問題と言えるでしょう。

そんな中、交通課題を解決するために電動キックボードシェア事業に参入した企業があります。その企業の名は「mile株式会社」。mileは自動車業界で経験を積んだメンバーが2021年8月に設立した会社で、「安全」に対する強いこだわりを持った企業です。より安全性が重視される自動車業界。そこで培われた技術を活用し、安全性に特化した電動キックボードを開発しています。

安全のための「技術」と「啓蒙」

安全性実現のために、mileは「技術」と「啓蒙」に着目しています。今回提供する電動キックボードには、車の運転支援などの安全機能に使用されているADAS(先進運転支援システム)の技術を活用した安全デバイスが搭載予定とのこと。運転者の死角から接近する障害物への警告や走行データの収集が可能となります。

しかしどんなに安全な機体を開発しても、利用者が交通ルールとマナーを守らなければ事故は減りません。そこでmileは「パーソナルモビリティ安全利用官民協議会」への加入を表明しました。狙いは行政機関と連携して、電動キックボード提供企業からライダーに対して行う交通安全教育。安全な利用推進を実現するために、官民で意見交換を進めます。

電動キックボードに乗る人にも乗らない人にも優しい移動を目指すmile。今後もその挑戦に要注目です。

(文=モビデン編集部)